社会•事件 ユニークなうどんの提供で丸亀製麺が絶好調
ユニークなうどんの提供で丸亀製麺が絶好調
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2025/09/16

うどん専門店「丸亀製麺」を運営するトリドールホールディングス(HD)が好調だ。2025年3月期の国内事業の売上高は、過去最高の1635億円と前期比14%の増収を記録した。

25年4~6月期決算(四半期=第1Q)も純利益が前年同期比190%超の大幅増となり、3年ぶりに最高益を更新した。

現時点で26年3月期の純利益55億円は修正しておらず、第1Qだけで予想利益の8割を稼いだ。

主力の丸亀製麺が季節商品のヒットや施策効果で好調を維持し、その他事業では23年に買収した郊外ロードサイド型カフェ「コナズ珈琲」も売り上げ規模が200億円(25年3月期)を超えている。同業態の第1Qの売り上げは、3516百万円と前年同期の2518百万円から39.6%増加している。

HDの事業セグメントは丸亀製麺事業、国内その他事業、海外事業の3つに分けられる。製麺事業は同社の看板ブランドであり、第1Q実績で売上全体の半分強を占める。

この看板事業の丸亀製麺が絶好調であり、客単価が7%増加するなかで客数も2%増を達成している。「牛カツトマたまカレーうどん」や「鬼おろしぶっかけうどん」など春の季節商品が消費者の心をつかんだのが要因だ。

同社は約20の飲食ブランドを持ち、世界28カ国と地域にトータル2000店舗以上を展開している。同社の海外事業の売上は全体の約4割となっており、これは同規模の外食企業では際立って高い比率だ。

丸亀製麺で培ったライブ感を海外事業でも生かしており、例えば欧米で展開されるエスニック業態の「ウォック・トゥ・ウォーク(WOK TO WALK)」では、顧客の前で調理したりトッピングを選ばせたりする演出で支持を得ている。

とはいえ、25年3月期は海外事業の減損などで連結純利益が半減するなど課題も見えるが、それでも28年3月までに600店舗まで拡大させ2600店舗を目指すなどイケイケの姿勢を見せている。

海外事業の第1Qは不採算店舗を撤退することにより売り上げは減少となったが、同事業は同社の強みであり、今後も成長軌道を描くことはまちがいない。

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