医療•健康
昨年1年間で労働災害による60歳以上の死傷者が、4万654人(うち死者299人)で過去最多に上ったことが厚生労働省のまとめで明らかになった。死傷者数の過去最多の更新は9年連続で、前年と比較して952人増えた。働くシニアは筋力や体力、視力など身体能力の衰えから転倒といった事故に遭いやすいため、職場で事故防止に向けた取り組みが重要となる。 ■労働安全衛生法改正で対策強化 5月には労働安全衛生法が改正され、働く高齢者が増えている現状を踏まえ、段差の解消やスロープの設置など高齢者の特性に応じた職場環境の整備が企業の努力義務となった。改正法の施行は来年4月で、企業による具体的な取り組みが進み、死傷者数の抑制につながることが期待されている。 厚労省によると、労災によって4日以上休業するなどした全体の死傷者数は昨年、前年比347人増の13万5718人(うち死者746人)だった。死者数は過去最少にまで減ったものの、死傷者数でみると増加は4年連続となっており、労災が相次ぐ実態が浮き彫りとなっている。 中でも目立つのが、 60歳以上の高齢者の労災で、全体の3割を占めた。特に「墜落・転落」「転倒による骨折等」は、発生率が高齢になっていくにつれて高かった。 ■全国安全週間 厚生労働省や各地の労働局などは、労災防止に向け、7月1~7日を全国安全週間、6月を準備月間と位置づけている。期間中は事業者に対し、職場での安全パトロールによる総点検や緊急時に必要な訓練の実施などを徹底してもらうことを集中的に呼びかけている。 今国会で労働安全衛生法が成立し、シニアの労災防止に向けた対策強化が図られる意義は小さくない。ただ、施行は来年4月でまだ1年近く先だ。努力義務となることを見据え、各企業による自主的な早期の対策推進や意識改革が求められる。
心房細動治療でミス? 令和6年1月25日に六本木心臓血管研究所において患者A氏の心房細動治療の為のカテーテルアプレイション時に、動脈穿刺による後腹膜の背面部に1ℓ以上の出血による血種発生、骨盤と右下肢の神経圧迫による右脚麻痺に至る。 今回の医療過誤は、動脈を誤って穿刺した事に加え、病院側のアフターフォロー体制が整っていない事で、健康で五体満足な患者の右足を麻痺させてしまった事である。 出血後のCT検査も遅れ、止血も圧迫止血という的外れの方法ですぐに出血を止められずMRI設備が無い為、すぐに止血ポイントの特定が出来なかったものと思われる。 顔面蒼白、意識朦朧、血圧70台、無呼吸も発生していた状況で、妻と娘が懇願しても血液検査をすることも無く、ICUに移して貰えず一晩中放置された。 翌朝9時半にコイルによる止血が行われ、HCU病室に移動された。 動脈穿刺から実に25時間も過ぎていた。 その結果1ℓ以上の大量出血が起こり、26日から27日にかけて多臓器不全に陥った。 直径12cm以上の巨大血種が後腹膜にでき骨盤や右脚神経を圧迫して右脚神経麻痺の為右足首を動かす事も出来ず、歩行にはL字型装具が必要になる。 右脚はピリピリ痺れて痛くプレガバリン等の痺れ止め、痛み止めを服用し続けている。 1月25日の16時にCTスキャンで出血確認された時に、コイルによる止血を行っていたら1ℓにも及ぶ出血も防げたし、右脚の麻痺も無く歩行困難にならなかった。 この件で、担当医師のB氏は医療ミスを家族に対し認めたが、後日病院長の家族に対する説明では医療過誤は無かったとの見解を伝えるが到底納得出来るものでは有りません。 当初の説明では医療費についても請求をしないとの説明を受けていたが、後日医療費の請求書も満額の金額で自宅に送付されてきました。 動脈穿刺による内出血を軽く見た為の止血処置の遅れが原因で巨大な血種ができ、神経を圧迫した事から右脚麻痺に至り、内出血を起こしている患者に対し圧迫止血は有効では有りません。 かえって出血を促す結果になったのではないのでしょうか。 出血による影響で2日間に及ぶ多臓器不全に陥ったが、治療を施して貰い一命は取り留めましたが、その後胆嚢炎や肝臓の数値が悪い等の症状も出ている状況です。 このような状況でも病院側は医療過誤では無く合併症とし対応しているとの主張をしている。 令和6年2月7日に心臓血管研究所から済生会中央病院に転院をしました。 この時の病院間での引継ぎ書を見ると、心房細動に対してカテーテルアブレーションを施行、鼠径部からシース穿刺時に腸骨動脈損傷を来たし後腹膜出血に至った為、出血性ショク、多臓器不全となった。 翌日にコイル塞栓術を施行し止血が得られ多臓器不全は改善傾向と記載が有り、病院側のミスで動脈損傷を来たし、後腹膜出血に至ったとの血種が出来る原因が記載されているにも関わらず、合併症を主張されています。 また、入院前は普通に歩行が出来ていた方が大腿神経・座骨神経領域運動麻痺の可能性、腓骨神経麻痺合併の可能性を指摘していながら病院側の責任は無いとの見解を出されるのか疑問点だらけです。 見守り以上の介助が必要とも記載されていて自力で歩行する事は困難で、足首にL字型装具を着けて介助付きで歩ける状態です。 それでも300m歩ける程度です。 走ることや、車の運転をする事も出来ず歩行は疲れ易く就労は不可です。 妻も夫の介護で就労不可能なので、医療費や立替費用で既に400万円程、負担しています。 右足麻痺は改善しません 現在、血種は無くなりましたが、右脚麻痺は改善しません。 当初は、血種が無くなれば麻痺も無くなると診断されていて、一時は血種除去手術を検討しました。 血種を取り除くのは、骨盤を取っての大手術になり、血種除去により腎臓や膀胱、大腸等の隣接する臓器を傷つけてしまう危険性もあるので断念しました。 結局、血種が無くなっても右脚麻痺は治らないので手術をしなくて良かったのです。 出血箇所をコイル塞栓術で止血してから血圧は120から180と変動幅が激しく、頻脈100以上ですが、手術前は脈が80から90位で血圧は130前後でした。 術前と術後にこれだけの違いが有り、歩行困難にされ医療過誤では無いと主張する病院側担当医師は手術中に動脈の損壊による出血が原因での後腹膜血種による神経圧迫が原因だ と言っていて、録音機にその時の録音もあるのですが、病院側は認めません。 一人の健常者に障害を負わせた罪は大きいと思います。 障害者にされた方は元の身体に戻して欲しいだけです。 大病院の隠蔽体質は罪であり、殆どの方が泣き寝入りしているような現状を改善するべきである。
全ての癌細胞はミトコンドリアの機能を停止しているが、このためにミトコンドリアからのアポトーシスが出て死滅するのを防ぐためこの信号をブロックする物質を作りこれによりアポトーシスを回避していることが知られている。ヨウ素はこのブロック物質を外すことにより癌細胞を死滅させることがすでに明らかとなっている。メキシコ国立大学のグループは一連の乳癌治療のデータからステージI~IVの混合患者群に対して5年生存率は抗がん剤治療では46%に対してヨウ素単独治療で82%の5年生存率を上げるデータを示しており、このことからヨウ素は癌幹細胞をもアポトーシスに追い込んでいる可能性が示唆されるわけである (1)ステージIV癌患者のCTC検査結果 我々は仙台の仁保に電子研究所中川原先生との共同研究として5年以上に渡り癌患者のCTC(Circulating Tumor Cell)検査を520回以上行ってきた(2024/07/15現在)。その検査の概要については本雑誌5月号記事を参照されたい。この過程でCTC細胞は3種類の癌細胞が存在することが示された(図1)。我々はそれをType 1(働き蜂)、Type2(女王蜂)、そしてType3(女王蜂が生んだ卵から生まれた幼虫)の3種類に分類した(図2)。これまではType1のみが知られていたため抗がん剤Type1は殺せるが、Type 2, Type3細胞を殺すことはできないこともわかっている。ここでType2細胞は間葉系由来の性質を持つ細胞であり、癌幹細胞が間葉系由来細胞であることが分かっているのでこのType2細胞が癌幹細胞とみなされるようになっている(または癌幹細胞様細胞とみなされている)。最初に数十例に関してヨウ素治療開始前にCTC検査を行ったが、ステージIV患者は全員Type2陽性であった(Type 1&3は陽性でない例も多数見られた)。このことからType2なしでは転移がおこらないことがまず、確認された。また本年に入り韓国からのステージIV患者を受け入れているが30名全員がType2陽性であり、Type2細胞が転移の原因であることが強く示唆されることがわかる。身長、体重を勘案してヨウ素投与量は基本は毎食前30ccからスタートすることとした。ヨウ素水を飲む過程で血液検査CRP、LDH、腫瘍マーカーの値とCTC検査に付随して行うcfDNA値(血中のfree DNA濃度、癌細胞を破壊するとこの値が増加する)を見ながら、ヨウ素の効果を判定し、これらの値が低値の場合にはヨウ素を増量するやり方を確定した。この方法でステージIV患者にイオン化ヨウ素(10,000ppm)を投与することで、約1か月で3割、約2か月で8割、そして約3か月で100%例外なく全員がType2細胞を消すことに成功しています(図3)。 (II)女王蜂が消失した後の経過 そこで、ヨウ素水を切ってその後約6か月毎にCTC検査を行って追跡すると最大で2年前後追跡すると6名を除く全員が現時点でType2細胞の再出現は見られていない。Type2細胞が再出現した6名についてはその原因が不明であったが、ある1名の患者さんへのヒアリング中にこの患者が内密に抗がん剤投与を受けていたことが判明したため残り5名にも詳しく聞き取りを行ったところ全員が抗がん剤投与を受けていることが判明した。抗がん剤の種類は違いがあり、論文検索を行うと、抗がん剤投与で上皮性癌細胞の上皮間葉転換(EMT: Epithelial-Mesenchymal Transformation)を起こすことが知られており、ヨウ素の飲用なくType2消失後抗がん剤を使用するとType2細胞の再出現が起こることがわかる。患者さんの中には主治医との関係維持のためどうしても抗がん剤を拒否できない方々がおられるが、強くヨウ素水飲用の継続を勧めている。この結果を受けて再度患者さんの過去の治療歴と生存率やヨウ素の摂取量を検討しなおすと抗がん剤治療の頻回に長期に繰り返した方ほどType2細胞の数が多く、しかも凝集化やアメーバー上の変化が頻繁にみられることが分かった。これらの変化によりType2細胞はより移動性と粘着性を増し、急速に転移が起こることも判明した。これらの患者の中には急速な転移の拡大にヨウ素治療が間に合わず不幸な転帰となるケースが多くみられた。また治療開始時に非常に高いcfDNAレベルにある患者(300-4000pg/μl)では栄養不良によるCachexia(悪液質)状態にあり、筋肉細胞などを大量に破壊して生命維持を行っているためCTC細胞も極端に減少しており、不幸な生命予後に陥ることが多い。このような患者ではまずCVポートからの栄養点滴などの全身状態の改善を優先しないと救命は極めて困難なことも明らかになった。 (III)コロナ後のヨウ素治療の問題点 もう1点重大な事実が判明した。それはコロナワクチンを頻回に摂取した方(4回以上)は極めてヨウ素の効きが悪く、ほとんどの方が3か月で消失しなくなっている(図4)。ワクチンにその理由は解明されていないが、頻回にワクチンを投与するとIgG4抗体が増加することが判明しており、これによりアポトーシスが延長することが知られており、ヨウ素によるアポトーシス誘導が阻害されることが可能性として考えられる。ただし、4-6か月飲み続けた患者は全てType2細胞(女王蜂)が完全に消失しており、余分に時間がかかるものの完治に向かうことが確認されている。 (IV)最終治療成績 以上からこの3年間のステージIV癌患者の治療結果を関連データと比較してまとめると図4に示す結果となる。世界の医療界特に欧州ではCTC検査により捕まえたCTC細胞を集団として様々な抗がん剤やサプリなどを投与して最適治療薬を検出する方法がとられている。この方法とも比較してみることにする。 まず抗がん剤単独による治療では生存率はわずか10%であるが、CTC検査で最適抗がん剤を決定してその情報を用いて最適抗がん剤を選択して治療を行うと生存率は35%まで上げることができるが、CTC検査でType2細胞を同定してそれをヨウ素で処理すると3年生存率であるが83%まで上げることが可能であることがわかる。ステージIV治療で我々の方法がいかに優れた治療法であるかが証明されたことになる。
2024.11.02


