2025/07/16
1970年代初頭にウーマンリブ活動が世間を圧巻した。ウーマンリブ活動とはアメリカや
ヨーロッパで女性活動家たちが「男女は社会的には対等・平等であって、生まれつきの肌
の色や性別による差別や区別の壁を取り払うべきだ」とジェンダー平等を訴える活動のこ
と。日本でも朝日新聞が積極的に取り上げたことからベトナム反戦運動に参加した女性活
動家たちが全共闘運動に女性差別があったとしてウーマンリブ活動に傾倒していった経緯
がある。女性活動家たちが革命家きどりの男性活動家が女性に電話番や炊事役を押し付け
る姿を見て古い男たちと何ら変わりないと幻滅したことがきっかけだという。そんな左翼
、新左翼の女性活動家の行きついたのがウーマンリブ活動。マルクスの旧来型思想では社
会は代えられなかったがウーマンリブ活動で女性差別や賃金格差、労働条件や環境などを
改革していった。確かにそれは大きな功績であるかもしれない。だからといっていつまで
ウーマンリブ活動を続けるのか。女性を取り巻く社会の改革と国民の意識改革を凡そ成し
得た後のウーマンリブはもはや既得権益でしかない。女性特権社会でも作ろうと言うのか
。共産主義者は革命によって国家体制を転覆させ権力を得ることを否定しない。権力を得
た革命家は例にもれず腐敗する。革命を成し遂げた後は権力も地位も既得権益となる。権
益はほぼ例外なく体制の腐敗を生む。
全共闘時代の活動家も現在ではその多くが後期高齢者となっている。現役の生産世代と
して社会をリードしているのは団塊ジュニア世代である。つまり、ウーマンリブが流行っ
た団塊の世代を超えて次世代に到達している。時代遅れのウーマンリブにいつまでしがみ
つくのか。フェミニストのカリスマ上野千鶴子氏は「私は、嘘はつかないけど、本当のこ
とを言わないこともある」と発言している。本当のことを言わない私が悪いのではなく、
私に騙される情弱が悪いのだと言わんばかり。現在のウーマンリブの実情こそが上野千鶴
子氏の正体になぞらえることができよう。(参議院議員政策担当秘書 紅 良作)
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