2025/07/24
上場時の2014年「わくわくするSHIFTになるため、売上高を1000億円にする」。ソフトウェアのテスト事業を展開するSHIFTの丹下大社長はこのような目標を定めた。当時の売上高は約20億円だった。
それから約10年で、品質保証のためのテストがメインだった事業領域は、ソフトウェア開発やコンサルまで広がり、25年8月期に1300億円を見込む売上高を30年頃には2倍強の3000億円まで伸ばす目標を掲げるまでに成長した。14年に30億円だった時価総額は、今140倍の4200億円まで膨らんだ。
同社の急成長を支える大きな柱がM&Aだ。今ではグループ全体の売上高のうち約4割を買収した企業が稼いでいる。
19年頃から事業継承に課題を持つSIerや大型プライムベンダー、プラットフォーム事業の会社を対象とするМ&Aに力を入れてきた同社は、「ソーシング(買収先探索)」や「エグゼキューション(契約手続き)」を担う要員約20人を抱えるM&Aの専任部署を立ち上げ、22年には、M&A専用の子会社「SHIFTグロース・キャピタル」を設立し、本体が大型案件を、グロース・キャピタルやグループ会社が中小規模の案件を担い、スピード感と柔軟性を持って投資判断を下している。
「上場から21年4月末時点までにSHIFTTが実施したМ&Aは15件ですが、うち4件は19年上半期(1月~6月)の実施で、これは同期間において東証上場の企業が実施したМ&Aの件数としては最多となっています」(ソフトウェア業界専門紙記者)
ソフトを扱う硬派な企業、それがSHIFTだ。
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