社会•事件 黒幕はこいつだ!飛び交う揣摩憶測 追跡・兵庫県知事選④
黒幕はこいつだ!飛び交う揣摩憶測 追跡・兵庫県知事選④
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2024/11/13

 取材を進めれば進めるほどこの選挙戦はその混迷度に驚かされる。そもそも選挙戦などは権謀術数の嵐ということは百も承知しているが、国政選挙でもない知事選においてここまでカオスなのはまあ稀有であろう。

乱舞する憶測の中で黒幕の具体的な名前が挙がってきた 

 ここまでの経緯は本サイトで報じてきた通りだが、ここにきて斎藤元彦前知事を失職に追いやった勢力について様々な憶測が飛び交いだした。つまりは、あの手この手で知事を失職に追い込んだ勢力ということだ。いってみればこの注目事案の原因を作った張本人というわけである。元県民局長の告発文書、そして犯人捜し、元局長の自死。ここで一回目のピークを迎え、知事失職、知事選を迎えて二回目のピークとなった。今現在は二回目のピークの真っただ中というわけだ。

 その時期に斎藤前知事を追い込んだ勢力に対する憶測が明瞭になってきたわけだが、その具体的に名前さえ上がってきている。名前が挙がった人はいわば斎藤前知事追い落としの黒幕ということになるのだが、そのひとりは兵庫県県会議員のT、そしてもう一人は元副知事のKというのである。この二人が斎藤前知事追い落としの黒幕、そして仕掛人だというのだ。名指しされた方が、“はい、その通りです、私がやりました”とはまかり間違ってもいうことはないだろうし、迷惑千万な憶測ではあろう。ただ、憶測といえどもその根拠にしてもなかなか説得力もあって、聞かされたると、なるほどそうなのかということにあいなるのだ。

キーワードは“井戸県政”

 Tというのは、元局長による告発の仕掛人といわれていて、告発文の草案作成に関わったとされている。それも全国紙の県庁記者クラブの女性記者と組んで策動に関わっていたというのだ。Tを知る県議会関係者はいう。

「(Tが)斎藤おろしの旗振り役といわれればさもありなんといったところですな。T氏は井戸県政では重鎮だったし、斎藤県政では逆に干されていた感じだったからね」。もうひとり名前が挙がるKはといえば、この人は斎藤氏が当選した先の知事選では対抗馬だった。ただK氏において気になるのは、自死した元局長の再就職先の特別顧問という点である。これが事実であれば、どうにもきな臭い話である。「県庁退職後のことは心配いらない。まかせておきなさい」。こんなセリフとともに因果を含ませて…。などというまるで時代劇のワンシーンが思い浮かんでもきそうなものである。あくまで妄想に過ぎないが。

 

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