2025/04/08
なぜか急いでいた債券回収 熊本県信用保証協会のたくらみ
(写真 熊本信用金庫本店)
まことに奇妙奇天烈なことが熊本市内で起きている。この事態は四半世紀近く続いている。
熊本市東区佐土原という場所でそれは起きている。九州縦貫道益城熊本空港インターチェンジを降り市内中心地に向けて200mほど行ったところがその場所である。そこには結婚式場がある。熊本市内が本社のマリーゴールドという会社がその結婚式場を運営している。この界隈では他にこういう施設がないだけに市民にも知られた式場のようだ。
ことの起こりはこの結婚式場となっている建物(※当時は結婚式場ではなかった)の所有者~K氏とする~に対して根抵当権を設定していた本件事案の主役のひとつである熊本県信用保証協会が本根抵当権にかかる債権回収に動き出したことにある。要するにK氏の経済状態が芳しくなくなり建物建設時に発生した借入の返済が渋滞したのだ。それが平成22年10月のことである。
同保証協会はこの債権回収にはなぜか急いでいた。そこで従前より業務上でも、また本件にも関わりのあったCN社(熊本市)に対してこの物件の売却を依頼した。最初は依頼だったが、やがて売却に急ぐあまり、『早急に売却してくれ』、とやんやの催促に変わっていく。そうは言われてもCN社にしてもおいそれと売却先が見つかるわけもない。売却先を懸命に探し回ってはみるが、『よし、わかった』と胸をたたくような相手などそうそう見つかるはずもないことは、当の信用保証協会でもわかっていたはずだ。その証左に信用保証協会はCN社に対して、『どうですか、(売却先が)見つからないようでしたらあなたの方で(建物を)買い取ってくださいよ。それならばこちらとしてありがたい、今のままじゃどうにもこうにもならないんでね』。保証協会はCN社買い受けを積極的に進めた。
CN社ではこの信用保証協会からの申し出に応じた。建物を3500万円(買い取り経費併せて4550万円)で買い受けることにしたのだ。(つづく)
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