社会•事件 活況続く「中古スマホ」そこに格安スマホが参入する理由がある
活況続く「中古スマホ」そこに格安スマホが参入する理由がある
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2025/03/08

 大手3社、中古スマホ、格安スマホの台頭で危うし!

  最近、高額化の影響を最大原因にスマートフォンの販売台数が減少傾向だ。だがもはや生活必需品と化したスマホを求める人々が急にいなくなったわけではない。一部の消費者比較的安く買い求められる中古品に流れているからだ。ММ総研によると、2023年度の国内中古スマホ販売台数は272.8万台(前年度比16.6%増)で過去最高となり、28年度には438万台を予想している。中古スマホはSIMフリーやロック解除済みの品を選べば、電話番号を変えずに機種変更ができる。日本でも、用途ごとに機種を分ける「2台持ち」需要が浸透しつつある。子供に与える初めての携帯電話として、あえて中古品を選ぶ親も増えている。この空域にМVNO(移動体通信事業者から回線を借りる)業者が参入できる余地ができている。メルカリは3月4日、МVNO市場に参入し、メルカリモバイルを開始すると発表したが、同社はNTTドコモの回線を使い、料金プランは月額990円(2GB)と2390円(20GB)の2種類だけとシンプルさをウリにしている。メルカリに先立つ2016年以は、イオンモバイルがМVNO(回線はメルカリと同じドコモ)市場に参入した。過度な新品端末の値引きをめぐる規制強化も中古・新規参入両業者に味方する。大手キャリアによる「1円スマホ」を規制しようと、国は19年10月に電気通信事業法を改正して、携帯電話と回線契約をセット販売する際の値引きに2万円(税抜き、以下同様)の上限を設けた。23年12月には、値下げ上限が4万円(端末価格が4万円以下の場合は上限2万円)に緩和された。一方、これまでは除外されていた端末単体での販売も対象となり、実質的に規制は厳しくなった。中古・格安スマホを販売するゲオモバイル(KDDIとUQmobileの回線使用)を展開する業界最大手ゲオホールディングスでも、2023年度の中古スマホ・タブレットの売上高は約357億円(前年度比12.3%増)を達成。勢い付くゲオモバイルは店舗を2025年度中には800店舗に増やす計画だ。

 「生活必需品だから」に胡坐をかいてきた大手3社のシェアは確実に食われつつある。

 

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