2025/05/15
ついにここまできたか!なんでもかんでも罰金、それはそうと罰金はどこにいくのカネ…
(写真 警視庁HPより)
交通事故の中でも自転車事故の率はウナギ登りだ。こうしたことから警察庁は2026年4月から自転車の交通違反に対して「青切符」を導入すると発表した。「赤切符」は刑事罰を受けるが、青は反則金だけで、その対象として「スマホのながら運転」や「信号無視」など113の違反行為が挙げられている。5月24日までパブリックコメント(意見公募)を実施するので113の違反行為の中身については変更があるかもしれないが、普通に自転車に乗っているだけで、青切符を頂戴するケースが多く、ほとんどの国民に恐怖の青切符が降り注ぐ。
113項目の違反例を見ると、黒塗りの公用車ばかりに乗って、自転車に乗ったことがないのではと思える反則事例が並ぶ。反則金の額も紹介する。
- 「スマホのながら運転」は最高で1万2000円。この運転は「事故に結びつくような危険な運転」の場合、赤切符、すなわち刑事処分となる。
- 信号無視、逆走、*歩道走行=6000円
- イヤホン着用運転(必要な音が聞こえない状態で運転する行為)や傘差し運転、一時不停止、*車間距離不保持=5000円
- *並んで走る行為や2人乗り=3000円
*印は逆上ものだ。反則金3000円の「並んで走る行為」など地方の高校生では当たり前だし、広い歩道では、親子が並んで走行することもザラだろう。反則金5000円の「車間距離不保持」などは、前にトロトロ運転の高齢者がいれば全員違反者になる。確かに自転車は法律上「自転車は車道が原則、歩道は例外」だが、現状、ほぼすべてのママチャリは歩道を走っているし、徐行(時速6~8㌔)なんて誰も守っていない。ママが使う電動式自転車ならあっさり徐行違反となる。だいたい取り締まる側の警察官の数が圧倒的に不足している現状では、青切符の印刷代が無駄になりはしないか。
さらにいうなら「自転車走行レーン」の整備が欧米に較べて貧弱すぎる。これは自動車メーカーと自転車メーカーの企業規模の格差を反映している。警察庁や警視庁、道府県の警察本部は、資本金の大きい自動車メーカーの言うことならよく聞く。反対にそれが小さい自転車メーカーの言うことなど無視だから、今では釣り具とか別の物を生産している。だいたいママチャリが子供を乗せて車道を走れるのか?本筋は「スマホながら」「逆走」「信号無視」「遮断踏切侵入」「酔っ払い運転」など事故に直結する行為だけ取り締まるべきで、歩道走行や併走、傘差し運転などは「しないに越したことはない」が、見つけたら注意で済ませばいいではないか。だいたい113項目もの違反行為を覚えられる人が何人いる? 自転車を捨て、みんなで電動キックボードや電動アシスト自転車に乗って車道を走ろうということなのか。
そういえば、電動キックボードや電動アシスト自転車のシェアリングサービス「LUUP(ループ)」を展開する㈱LUUPは大型上場が近い。そういえば同社は、元警察官僚を監査役に迎えていたなあ。そういうことなのネ。
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