政治•経済 在日中国企業によるフェンタニルの対米輸出問題について その1
在日中国企業によるフェンタニルの対米輸出問題について その1
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2025/08/24

 合成麻薬とされるフェンタニルが日本を結点にしてアメリカに輸出されているという報
道が日本経済新聞によってスクープされた。6月25日の紙面で
「合成麻薬フェンタニルを米国に不正輸出する中国組織が日本に拠点をつくっていた疑い
が判明した。日本経済新聞の独自調査でわかった。中心人物が名古屋市に法人を登記し、
少なくとも2024年7月まで日本から危険薬物の集配送や資金管理を指示していた姿が浮か
び上がった。日本は米中対立を招いたフェンタニル危機の最前線となっているおそれがあ
る。」
と報じている。フェンタニルは麻薬及び向精神薬取締法で麻薬に指定されている。ヘロイ
ンの50倍、モルヒネの100倍の効力を持つと言われ毒性が非常に強い。通常、麻酔および
鎮痛を目的として静脈注射して手術時や集中治療時に使用されている。世界中でフェンタ
ニルの強い毒性によって品質の悪いコカインやヒロインなどの違法薬物の効果を増強させ
るために混合して使用され社会問題となっている。英国では薬物乱用法のクラスAに指定
され、オランダではアヘン法、アメリカやカナダでは規制物質法など多くの国が厳格に法
律で規制している。アメリカでは薬物中毒者が11万人にも上っているが、そのうちフェン
タニルによる死者は7万人を超えるに至っており、米国麻薬取締局(DEA)は2016年以降
、取締りを強化してきた。2024年11月以降、トランプ大統領が中国、メキシコ、カナダの
輸入関税を引き上げた原因の一端となっているのがフェンタニルなどの違法薬物の流入問
題であるとされている。
 そんな中で日経新聞がスクープしたのが前述の記事である。日本も中国に舐められたも
のである。日本が、もしくは日本人や生粋の日本企業が米国にフェンタニルを輸出してい
たのではない。日本の信用を利用して中国企業もしくは中国人が行っていた蛮行である。
アメリカを筆頭に世界中の貿易取引国から日本に対する信用は厚い。アメリカの通関が行
う中国に対する確認作業よりも日本に対しては比較的緩やかな姿勢であることは否めない
。中国はそこを利用した。日本法人からの輸出品としてフェンタニルを大量に送っていた
のである。中国によって日本の信用を利用されて、その結果、日本の信用が著しく棄損さ
れた。

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