政治•経済 戦争犯罪人から一発大逆転のノーベル平和賞狙い プーチン「ベーリングトンネル」を提唱
戦争犯罪人から一発大逆転のノーベル平和賞狙い プーチン「ベーリングトンネル」を提唱
政治•経済

2025/11/15

10月16日に行われた米露首脳電話会談後、モスクワ発でトンデモ情報が飛び込んできた。ロシアのキリル・ドミトリエフ大統領特別代表(外国投資・経済協力担当)が、プーチン大統領とトランプ大統領の両国首脳会談の合意を受け、ベーリング海峡の海底にロシアと米国を結ぶ「プーチン・トランプ」鉄道トンネルの建設計画を提唱したのだ。

特別代表は、「両国を結び、天然資源の共同開発を可能にし、結束の象徴となるはずだ」と述べた。

ドミトリエフ氏は、ロシアの国営投資基金(RDIF)の総裁も兼務する。米国のスタンフォード大やハーバード大で学んだ後、国際金融大手で経験を積んだ「米国通」というだけに、ウクライナ停戦などを巡る米露協議でのロシア側の隠れたキーマンとみられている。

米州アラスカとロシア領土のシベリアとの間の最短距離は、ベーリング海峡の「ビッグダイオミード島」(ロシア領)と「リトルダイオミード島」(米国領)の間、わずか3.7㌔しかない。

この地域は、ユーラシア大陸と北米大陸の間にある最も近い陸地間の距離だが、冷戦時代、米国とロシア(ソ連)の両国が覇権を争う中で、民主主義陣営と共産主義陣営を分ける“近くて遠い”境界線と言われてきた。

ドミトリエフ氏は、Xへの投稿で、トンネル建設には、通常650億ドル(約9兆7900億円)以上がかかるが、米実業家イーロン・マスク氏が創設したトンネル掘削会社が参画すればコストを約8分の1の80億ドルに抑えられると主張し「共に未来を建設しよう」と米国側に呼びかけた。

トランプ氏も翌17日、ドミトリエフ氏の提案について「面白い。考える必要がある」と表明した。

米露の長いトンネル時代に光明が射すか。

TIMES

政治•経済