政治•経済 KDDI新体制 6G時代へ
KDDI新体制 6G時代へ
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2025/02/07

KDDI新社長に松田氏 6G時代を見据えた挑戦

 KDDIは4月1日付で松田浩路取締役執行役員常務を社長に昇格させる。現社長の高橋誠氏は代表権のある会長に就任する。松田氏は無線技術の専門家で、次世代通信規格「6G」時代の事業拡大を主導することが期待されている。

松田氏は京大大学院で無線技術を学び、KDDI入社後は衛星通信などの技術部門を歩んできた。米スペースXの「スターリンク」との提携を推進し、AIやドローンを活用した新規事業にも携わった。

KDDIでは、通信規格の世代ごとに社長が交代する流れがあり、松田氏は6G時代を担うことになる。6Gは5Gの10倍以上の高速通信が可能だが、電波の届く範囲が狭い課題がある。衛星通信の活用が重要視されており、その分野に精通する松田氏の手腕が問われる。

また、通信とAIの融合も今後の重要テーマだ。松田氏は「AIと通信の組み合わせがネットワークの進化につながる」と語り、技術革新に力を入れる姿勢を示している。

KDDIは国内通信業界で2位に位置するが、NTTドコモとの差を縮めることが課題だ。最近、英国企業の調査でネットワーク品質1位を獲得し、技術力の高さを証明したが、成長戦略のさらなる強化が求められる。ローソンとの提携を生かし、ビッグデータ活用にも注力する考えだ。

競争が激化する通信業界で、松田氏がどのようにKDDIの存在感を高めるのか、その手腕が注目されている。

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