社会•事件
2024.12.07
荒井宗房氏、現実の『ジキル博士とハイド氏』 荒井宗房前心和会理事長といわゆる反社との付き合いはすこぶる深くかつ複雑怪奇である。荒井氏は、千葉の病院理事長にもかかわらずほぼ〝週5〟ペースで、夜な夜な都内銀座、赤坂などに繰り出す。行く店には高級な酒となんといっても女性がいなければならない。表向き秀才型の名ドクター然だが、夜が始まるとともにそんな放蕩児の顔になるのだ。その変身ぶりには驚かされる。まるでジキル博士とハイド氏そのものである。 とはいっても夜な夜なハイド氏になるためには、当然のことながら〝軍資金〟がいる。それも莫大な額である。荒井氏が一軒の高級クラブで使う金額は10万、20万なんてものじゃない。桁が違うのだ。その金はいったいどうしていたのか? それは、常日頃付き合っている〝反社〟から得ているのである。そのために荒井氏は〝反社〟との付き合いにのめりこんでいたと言っても過言ではないのだ。〝反社〟からどのようにして毎夜の〝軍資金〟を得ていたのか。それは驚くべき手段だった。 荒井氏の錬金術 『NMN』という門外不出のサプリメント 知る人ぞ知る特別なるサプリメントで『NMN』なるアンプルがある。これはまさに特別なシロモノで医者の処方でしか適用できない。アンプルだから、適用には注射器を使う。この『NMN』、一本当たり数十万円である。自由診療としてならば50万円近くの値がつけられることもあるという。このサプリメント、効能は滋養強壮。それも並々ならぬ効能があるという。ユン××などは比べ物にならない即効性と持久力があるそうで、アンプル一本ウン十万でも注射してほしいという人は引きも切らないというのだ。 荒井氏はこれで毎晩の〝軍資金〟を作っていたのだ! 「荒井先生は、いつだって組関係者と高級クラブに繰り出すのですが、それには理由があるのです。クラブに繰り出す前にその組関係者に『NMN』を打ってあげるのです。荒井先生自らカバンの中からアンプルと注射器を取り出し、打ってあげるのです。そして、打ち終わったら、例えば10万円だとか、30万円だとかを現金でもらうのです。2,3人にその施術をしたらその夜の『軍資金』は万事OK!さあ、繰り出そうぜ!、ってなものです」(目撃者)。 呆れたを通り越して、頭がぼんやりしてくるような話である。 荒井氏はこうして〝反社〟との関係を強めていく。この関係がやがて膨大な債務を積み上げ、結局、民事再生法申請につながっていくのだが、その過程でもにわかには信じられない話が満載なのだ。 本サイトでは、荒井宗房氏の驚きの実情に迫っていく。
2024.12.03
インターネット通販最大手「アマゾンジャパン」(東京都目黒区)と公正取引委員会のいたちごっこが続いている。市場経済の基本ルーツである独占禁止法を所管し、「市場の番人」とも称される公取委が11月26日、アマゾンジャパンが運営する通販サイトで出品者に販売価格の引き下げを強要したなどとして、独禁法違反(不公正な取引方法)容疑で同社への立ち入り検査に乗り出した。公取委は近年、「GAFA」と称される巨大IT企業への規制を強化しており、アマゾンへの独禁法違反容疑での立ち入りは今回で3度目だ。ただ、過去2度の調査はいずれも「課徴金納付命令」や再発防止策を求める「排除措置命令」といった厳格な行政処分には至らず、違反認定をできないまま実質的に公取委の「敗戦」に終わった。異例の3度目となった立ち入り検査の今後の行方に注目が集まる。 ◆優越的地位の乱用か まずは新たに今回浮上している独禁法違反容疑について整理する。関係者によると、アマゾン側は自社の通販サイトに出品する業者に対し、目立つ位置で商品を表示するため価格を引き下げさせたり、自社の有料の物流サービスの使用を強制したりした疑いが持たれている。アマゾン側は、ほかの大手の家電量販店などの通販サイトも確認して値段をチェックしていたとされ、要求に拒否した出品者には、アマゾン側が定める「お薦め商品」のコーナーから除外していたという。 一連の出品者に対する「圧力」をかけたともいえる行為は、圧倒的な立場を利用して出品者の事業活動を不当に制限している疑いが強く、公取委は今回、独禁法が禁じる「優越的地位の乱用」や「拘束条件付き取引」にあたるとみて、立ち入り検査に踏み切った ◆1度目は「大甘対応」 アマゾンジャパンを巡っては、2016年に自社サイトの出品者に対し、ライバル会社の通販サイトよりも価格や品揃えを同等か有利にするよう強要した疑いが浮上。公取委は初めてアマゾンへの立ち入り検査に着手したが、同社が優遇を求めた契約条項を撤廃したため、公取委は「自発的な措置で不当行為を解消した」として審査を打ち切った。 公取委による立ち入り検査は、いわゆる捜査機関による「強制捜査」とは異なるが、検査を拒めば罰せられるため、「間接強制」とも言われる重いものだ。立ち入り検査を受ければ新聞やテレビでも報じられ、対象企業にとってのダメージはとてつもなく大きい。公取委が立ち入り検査を実施しながら、行政処分をせずに審査を打ち切るのは極めて稀だ。 独禁法が専門のベテラン弁護士は「アマゾンへの立ち入り検査はで市場経済の健全化に向けて期待したのに、結果は公取委の『大甘対応』で終了。業界内には相当な衝撃と落胆が広がった」と明かす。さらに、当時はGAFAの日本市場への進出が顕著で、世界的にも競争当局による規制が進んでいた時期。公取委もネット業界の「マンモス」を相手に大きな拳を振り上げただけに、「無罪放免」とした結論には公取委内部からも批判の声が噴出し、ある公取委幹部は「アマゾンの自主的に不当行為を解消した、という上辺だけの対応を鵜呑みにしてしまい、生ぬるい対応で終えてしまった感は否めない。最初に厳格な対応を取っていれば、その後のアマゾンへの牽制にもなったはずだった」と後悔を明かす。 ◆2度目は「確約手続き」で違反認定なし アマゾンを巡る公取委の「敗戦」は一度だけではない。1度目の立ち入り検査で独禁法違反の認定を免れた同社は、その後も日本市場で勢力を伸ばしていったが、2018年3月にも新たな疑惑が判明した。 アマゾンジャパンが自ら仕入れて販売する事業を巡り、取引するメーカーに対して、利益目標を下回った際に取引価格の最大10%の「協力金」支払いを要求した疑いがあるとして、公取委が2度目の立ち入り検査に着手したのだ。公取委は、優越的な地位にある同社が、要求を断りにくいメーカーに不利益をもたらせたとみて、2年以上にわたり関係者のヒアリングなど調査を進めた。だが、この2度目のケースでも、公取委は違反認定にこぎつけることはできなかった。 公取委はメーカー側の不利益を考慮し、2度目の立ち入りでは厳しい行政処分に向けた検討を進めた。だが、アマゾン側が違反の疑いがある行為を自主的に改善し、取引先の損害分を返金するなどの計画を盛り込んだ「確約手続き」の認定を申請してきたため、公取委は申請を認め、違反の認定を回避させた。 確約手続きは、独禁法違反の恐れのある行為について、公取委と業者側の合意で解決する仕組みで、2018年12月に導入された一種の「行政処分」。公取委側にとっても、業者の「自主的な改善策を講じた」との姿勢を受け入れることで早期に調査を終えられるメリットがあるとして、近年は適用が広がっている。企業名は公表されるものの、排除措置命令といった従来の厳しい行政処分とは一線を画し、独禁法違反認定はされないため、運用に否定的な経済関係者も少なくない。公取委内部でも確約手続きを懸念する声は根強く、ある公取委関係者は「ごりごり企業とやり合った上で処分するわけでもなく、いわゆる『手打ち』のようなものなので、職員の調査能力の低下にもつながっている一面がある」と嘆く。 同じ企業に対して類似した被疑事実で2度の立ち入り検査に踏み切りながらも、1度目は異例の審査打ち切り、2度目も「確約手続き」を選択し、アマゾンへの独禁法違反認定の機会を見逃し続けたともいえる公取委。今回で「3度目の正直」になるのか。公取委の本気度が試されている。
2024.12.02
稲川会系某組長のバースデイ・パーティーで、尾崎豊の『アイ・ラブ・ユー』を歌う〝秀才病院理事長〟 ここに一枚の写真がある。 奥のわきに女性を侍らせてマイクを握って歌に熱中している眼鏡をかけたインテリ風の男性がいる。この男性が、これから始まるスクープシリーズの主人公、医療法人心和会(千葉県四街道市 民事再生中)の前理事長、荒井宗房その人である。ちなみにこの時荒井氏が歌っていた曲は、尾崎豊の「アイ・ラブ・ユー」である。 これは一昨年(令和4年)3月中旬のもので、場所は赤坂の韓国クラブである。荒井氏はこの時は、千葉の大病院心和会の理事長だった。それ故にまさしく来賓扱いで、居並ぶ参加者からは、〝先生〟などといわれて随分とちやほやされていた。 この席はある会合の2次会である。ある会合とは、驚くなかれ、広域指定暴力団稲川会の某組長のバースデイパーティーなのである。むろん荒井氏は、最初から来賓扱いで参加している。荒井氏は、参加者から〝先生〟と呼ばれるのはまあ当然といえば当然だが、それ以外に〝組長〟などと呼ばれていたという。大病院の理事長が何ゆえに〝組長〟などと呼ばれるのか?会の趣旨からして参加者はそのほとんどが〝組員〟である。そうした人から〝組長〟などと言われる大病院の理事長などいるだろうか?尾崎豊の歌などを陶然と歌っている場合ではないのである。 この関係性こそ、実はこの荒井氏の実像なのだが、表面的すなわち世間はそんな顔が荒井宗房氏にあろうとは思ってもみない。東京大学医学部卒の秀才ドクターとして社会的な信用を持った人だと思われているのだ。この写真通り、いかにも秀才然とした風貌、居ずまい。これに誰もが眩惑されているのだ。この〝仮面〟の下には想像もつかない〝本性〟が隠されている。そして、莫大なカネ、違法行為が渦巻いているのだ。 本サイトでは、この一大医療法人と前理事長の闇の全貌をつかんだ。スクープシリーズとして今後定期的に記事で明らかにしていく。
2024.12.02
ポスティング制度のデメリットの改善が必須 千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希がポスティングで海を渡ることが決まった。まだ23歳という若さだ。原則である海外FA権の取得には145日以上一軍登録され9シーズン以上を必要とする。この条件をクリアすれば国内移籍も海外移籍の本人の獲得した権利であるから自由だ。しかし、佐々木朗希のケースは違う。まだ4シーズンしかNPBでの経験はなく、シーズンを通じて活躍した年はない。調整や故障などによってファームで過ごすことも多い。規定投球回数に達したことは無く個人タイトルもない。一方、一軍で完全試合を達成するなどずば抜けた能力を持っていることも確か。佐々木朗希の能力とポテンシャルは球界全体が認めているところである。それだけにこれまでの4シーズンの成績は物足りなさを感じざるを得ない。そのせいか佐々木朗希のポスティングを歓迎する国民的風潮は見られない。どちらかというとわがままを通すダーティーなイメージがついたように感じる。 今やMLBの押しも押されもせぬスーパースターである大谷翔平も23歳でMLBに移籍している。大谷翔平が北海道日本ハムファイターズに在籍したのは5シーズン。佐々木朗希より1シーズン長い。近代野球では前代未聞の二刀流に挑戦する大谷翔平に国民の期待が集まった。最終年の2017年シーズンは怪我に泣かされたが、2016年までに投手としては3年連続2桁勝利、野手として2016年には打率322、本塁打22本という記録を残している。2016年は大谷翔平の活躍もあり日本ハムがパリーグを制し、広島を破り日本一に輝いている。大谷翔平の活躍は日本のプロ野球ファンに好感され、ファンの期待に背中を押される形で海を渡った。多くの日本人がMLBで大谷翔平が二刀流で大活躍する姿を夢に見た。MLBの協約で海外選手獲得時に25歳以下の場合はマイナー契約しか結べない。それによって契約金や年俸総額が制限される。大谷翔平はポスティング制度を使ってエンゼルスと契約し、日本ハムは譲渡金の上限である約22億円を得ることとなった。松坂大輔とダルビッシュが共に譲渡金約76億円だったことを踏まえると日本ハムが大谷翔平のポスティングで得た譲渡金は多いとは言えない。日本ハムは世界でオンリーワンの選手になるようにと送り出したのだが、大谷翔平はその期待以上のMLBの歴史を塗り替える活躍を見せている。日本ハムの英断は大谷翔平に最高の野球人生を得る機会を提供し、日米の球界の発展に寄与したことは間違いない。
2024.12.01
二人の明暗を分けたものとは 現状において大谷翔平が明であれば佐々木朗希は暗と言える。二人の明暗を分けたのは活躍の度合いとキャラクター、そして話題性。日本ハムファイターズを優勝に導いた大谷翔平とリーグ優勝の経験できなかった佐々木朗希。5シーズンで42勝の大谷と4シーズンで29勝の佐々木。親会社の日本ハムのCMを筆頭に大手企業の広告起用に引っ張りだこの大谷翔平とJA岩手のCMくらいしか起用されていない佐々木朗希。国民ウケもマーケティング業界の評価も天と地の差がある。佐々木朗希は日本人最速タイの165キロを2023年のWBCの中日ドラゴンズ相手の壮行試合で投じている。大谷翔平は打者との二刀流を続けながら165キロの投球を2016年に既に記録していた。MLBで165キロ以上の速球を投げる投手は少なくとも10人以上はいる。大谷翔平が世界一の選手と称されるのは投打においてトップクラスの成績を叩き出しているからだ。大谷翔平と比較することは佐々木朗希には酷かもしれないが実力的にも大きな開きがある。ましてや話題性で二刀流を上回ることは難しい。オフシーズンにアメフトやバスケをするか、トップアーティストと結婚するか、サイヤングの511勝以上の勝ち星を挙げるか、、、。大谷翔平という巨星が同時代の先輩として存在している以上、佐々木朗希がどうしても陰ってしまうのは避けられない事である。だからと言って佐々木朗希にダーティーなイメージがつくことは本来はないはずだ。ではなぜ佐々木朗希に悪い印象が定着してしまったのか。昨年オフの契約更改時にポスティングでのMLB移籍を球団に要求したこと、そして、その契約更改交渉に佐々木朗希の母親も登場してもつれにもつれたこと、さらにその間の報道で佐々木朗希がプロ野球選手会を脱会していたことが判明したことなどが報道されたことによる。プロ野球選手会は労組の役割も果たし球団側との地道な交渉でフリーエージェント制度やポスティング制度など、選手側の権利を獲得してきた歴史がある。その選手会を脱退し、会費も支払わずにポスティング制度を利用するフリーライドともとれる行為を佐々木朗希がしたことからダーティーなイメージが更に強まったのかもしれない。そして、今回、千葉ロッテマリーンズは佐々木朗希のポスティングを容認したことが、世間から佐々木朗希の「ごね得」と受け取られ更にイメージを悪化させた。あまりにも不可解なロッテ球団の決定に対して入団時に密約があったのではという声が上がった。ロッテ球団の松本球団本部長は「本当にない。5年間を総合的に判断して容認した」と明確に否定している。明確に否定したことによって佐々木朗希のごね得という批判が益々強まることになった。 厳しい非難を受けているロッテ球団と佐々木朗希が何かの規則に違反したわけではない。ただ、この判断が「誰得」なのかということが疑問視されている。球団の戦力ダウンは明らかなことからファンはがっかりする。佐々木朗希が希望したことではあるが25歳未満であるから大型契約は望めない。ロッテ球団にとっても大型契約が望めない以上、譲渡金は低く抑えられてしまう。佐々木朗希は希望は叶うもののマイナーでのスタートを余儀なくされる。ロッテ球団はあと2年待てば獲得できたかもしれない多額の譲渡金を放棄してまで放出することになる。ファンにとってもエース級のスター候補がいなくなるのは残念無念であろう。いかにも理解に苦しむロッテ球団の決定である。 球界関係者の間でもロッテの判断に対する批判は多い。NPBがメジャーの3Aと化する、球団によってメジャーに行くまでの年数が違う、ポスティング希望者が増加する、米国移籍希望をマスコミを使って圧をかける、優勝を目指さない球団が出てくる、など多くの批判や不安の声が聞かれる。 米国では佐々木の移籍を歓迎している アメリカでの佐々木朗希のポスティングに対する報道はどうなのか。概ね歓迎ムードの報道が目に付く。25歳以下のマイナー契約で佐々木朗希を獲得できるとあって資金力のないチームも獲得競争に参入できる。格安で獲得可能なこのタイミングでのポスティング制度の利用に対してMLB球団のメリットは大きい。昨年、佐々木朗希がポスティングによるMLB移籍を断念した際にはアメリカメディナがロッテ球団をまるで若者の希望を一方的に遮断する悪者の如く報じていた。ロッテ球団が佐々木朗希の夢の実現を邪魔しているかのような扱いだ。ちょうど、今の日本の佐々木朗希に対する世論のようだ。佐々木朗希に対しては日本のプロ野球の慣習を壊した、わがままを押し通したなどと思われてしまっても仕方がない報道がなされていることは否めない。送り出す方と受け入れる方の反応が双方に逆転した状態になっている。ロッテ球団は昨年の経緯から親会社のロッテが巨大市場のアメリカで製菓期業として悪い印象を持たれることを避けるために佐々木朗希のポスティングを容認することにしたのかもしれない。そうであるならば収益企業の経済合理性からみて妥当な判断と言える。 今回の佐々木朗希の騒動を経てポスティング制度の大きな問題点が周知された。25歳という壁が若い選手にも所属球団にも障壁となっているということだ。NPBはこの25歳の壁の解消に尽力するべきである。もしくは25歳以下の移籍に関してサッカー界のようなレンタル移籍期間を設定できるようにすることも検討に値する。今の条件はメジャーに有利となっている。NPBにとっては25歳の壁の解消が必須と言えよう。
2024.11.30
柔道の熟練者!?アスファルトにたたきつけられ〝半身不随の可能性〟 本サイト11月23日付でお送りした麻布署一橋交番前深夜の〝大外刈り〟騒動が波紋を呼んでいる。日に日にアクセスもヒートアップしているのだ。 この騒動について簡単におさらいしておこう。 今年3月30日23時過ぎ、警視庁麻布警察署一橋交番前広場で被疑者でもない男性(40代)が、警察官から不意に大外刈りを喰らわされたのだ。大外刈りを喰らわされるまでのいきさつは、11月23日記事をめくっていただきたいのだが、特にいきさつなどなくその男性は大外刈りを喰らわされているのだ。理不尽だとか無軌道といったレベルの話でこの事件の加害者が警察官だったということはショッキングでしかない。警察官が柔道の有段者かどうかというのは定かではないし、当該の警察官がそうであったか否かは特定していない。ただ、とっ歳に大外刈りをかけられるというのは柔道の心得がある者としか考えられない。柔道の熟練者にアスファルトの地面にたたきつけられた日には、大けがを呼んでもおかしくない。その男性もその後はとんだ災難となっている。 月一回、地方から築地までの〝出張〟 男性は地方在住だった。その日は仕事の関係上、上京していてこのようなとんでもない被害を被る羽目となったわけだ。この男性、その後、月に一回上京してきては病院にかかっている。最初に運び込まれた病院が、築地の聖路加国際病院だった。それ故に男性はいやも応もなく毎月一回リハビリにその聖路加国際病院に来なくてはならないのだ。その負担たるや大変なものであろう。交通費をかけ、長い間病院の待合室で待たされ、最後に薬局にて薬を持たされる。診察では、芳しい話にはならない。ドクターは気難しい顔を崩さず、『一番最初に言った通り、悪ければ半身不随になってもおかしくない。いまのところ大丈夫そうに見えていても、数か月後に後遺症が出るなんてケースはいくらだってある』、などと宣う。 翻って、警視庁側は大外刈りを『適切な処置』(! ※前回の記事参照)などというものだから、この医療費にはびた一文すら出さない。何もかも自腹を強いられる男性。何もかもが不公平で満ち溢れているのだ。被害者にしてみればたまったものじゃない。しかし、これが現実なのだ。 何一つ解決しないまま、いたずらに一日一日が経っていく。警視庁側の猛省を促したい。次回記事では被害者インタビューも考えている。さらなるリアルな現場が浮かび上がってきそうだ。(以下、次号)
2024.11.29
2024.11.28






