政治•経済
2025.09.05
2025.09.04
2025.09.03
先の参院選で大敗した自民党。その責任を問うべく自民党内で石破降ろしが盛んに行わ れている。旧派閥の枠組みで各議員たちの動きが活発になる中、総裁選に前のめりになれ ない総裁候補もいる。 昨年の衆院選に続いて今年の参院選でも自民党は大敗を喫している。衆議院で56議席、 参議院で13議席を失った。つまり69人の自民党議員が国会から姿を消すことになった。残 された自民党議員が強い危機感を抱き石破総理の退陣を迫り総裁選の前倒しを求めること は至極当然のことである。 前回の総裁選には立候補者が9名にも上った。高市早苗氏、小林鷹之氏、林芳正氏、小 泉進次郎氏、上川陽子氏、加藤勝信氏、河野太郎氏、石破茂氏、茂木敏充氏である。総裁 選に立候補する各候補者はそれぞれ20名以上の推薦人となる国会議員を集める必要がある 。この1年で69名の所属国会議員を失った自民党内で前回の通り20名の推薦人を確保する のが困難になる候補者もいるだろう。 前回の総裁選で各候補者の推薦人になったものの引退した議員や落選した議員が多い候 補者を調べてみた。一番多いのが加藤勝信氏で推薦人20名中7名が議席を失った。次いで 高市早苗氏と小林鷹之氏が6名、一番少ないのが茂木敏充氏の2名であった。 加藤勝信氏は推薦人の三分の一を失ったのだからダメージは大きいはず。小泉氏と並ん でポスト石破氏の最右翼に挙げられる高市早苗氏も側近の石川昭政氏と高鳥修一氏が落選 している。各グループ間の綱引きは活発に行われるものの現実的に加藤勝信氏の立候補は 厳しい状況にあるといえよう。小泉進次郎氏も安泰ではない。推薦人の代表を務めた鷲尾 英一郎氏が落選し、選挙責任者の小倉将信氏も引退した。2トップが同時にいなくなった 状態にある。ダメージが小さいのは茂木敏充氏と林芳正氏だが両氏とも人望も人気も物足 りない。 各都道府県連の代表と党所属国会議員295人をあわせた342人のうち、172人以上が賛 成すれば前倒しが決まる。総裁選が前倒しで行われることはいったい誰得なのか。因果応 報とは言えど手を打つたびに泥沼に陥る可能性も否定できない。(紅 良作)
2025.09.02
古都鎌倉で4期16年の長期政権にある松尾崇市長は、8月27日に非 公式会見を開き、10月26日の市長選挙に立候補して5選目を目指す 、と表明した。 会見が非公式だったのは、統一教会の関係団体が開催したイベン トに松尾市長が参加していた、とSNSに投稿され、地元紙の神奈川 新聞が掲載。また巨額の費用を要する市庁舎移転計画に市民の理解 が得られず、市政が混乱していた為のようだ。 統一教会の地方自治体への工作は、東京都町田市や埼玉県所沢市 でも報告されており、鎌倉市に限ったことではないが、統一教会の 機関紙と目される世界日報社長と、松尾市長が笑顔で握手した写真 は、鎌倉市民に衝撃を与えた。 2ヶ月以上前のイベント参加が、今になって暴露されたことから 、市長支持派の間では市長が嵌められた、とする声もあがっている 。 確かに狙われる理由はあった。松尾市長は、無所属で市長選挙に初 出馬した際、利権政治の打破を訴え、若く清廉なイメージをアピー ルし、反自民の票を集めて当選した。ところが、当選後に市庁舎移 転計画をはじめ、複数の再開発計画を自民・公明市議の支持で立案 。反自民の市民からは、裏切り者と見られた。一方、自民党の支持 率が下落すると、4月の市議会議員選挙前に国民民主党の候補者と会 見、記念撮影をするなど、野党にも秋波を送っていた。 統一教会と関係が深い市議との間に政策協定を結んでいると、市議会 で追及されたこともある松尾市長の5選の鍵を握るのが、自民党神奈川 県連4区支部長の永田まりな県議とされる。彼女は、松尾市政の下で、鎌 倉市議に当選すると、県議に鞍替え、次の衆議院選挙に立候補すると見 られ、松尾市長とは、これまでは盟友の間柄とされてきた。 鎌倉市では、自治体首長が指定する介護保険指定事業者に投資詐 欺グループの関係者が指定された疑惑も浮上。松尾崇市長の5選へ の道は険しいものとなりつつある。
2025.08.30
2025.08.29




