「聖書と経営」を実践した 「ライオン」 創業者 小林富次郎の実像 「聖書を抱えた経営者」の広告戦略と社会貢献活動 第5回 早川 和廣●ジャーナリスト
政治•経済
2025/01/20
(写真 ライオンHPより引用 外国語も使ったカタログ)
海老名弾正牧師の「序」①
もともとの『小林富次郎伝』初版の「序」は、明治44年、百十余年前に海老名弾正牧師が書いている。海老名弾正牧師と聞いても、キリスト者であればともかく、いまではほとんど知る人はいないと思われる。当時の彼がどのような人物だったのか。近年の宗教界に、相当する人物はいるのかと考えたときに、なかなか思い当たる人物はいない。
故人であれば、キリスト者ではないが「昭和の快僧」として知られた禅僧・朝比奈宗源師、あるいは陽明学者の安岡正篤氏が序文を書いたようなものだろうか。「序」の文章は、明治時代末の旧字体によるものであり、現代人にはあまりに格調が高過ぎて、解読するのに苦労する。以下、「序」を現代風に改めて、その全文を掲載(一部要約)する。文章の格調の高さが、創業者の価値を証明していることがよくわかるはずだ。その内容は創業者を題材に、サスティナビリティが企業社会にも求められる時代に、多くの人たちが聞くべき内容でもある。(つづく)
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