「聖書と経営」を実践した 「ライオン」 創業者 小林富次郎の実像 「聖書を抱えた経営者」の広告戦略と社会貢献活動 第1回 早川 和廣●ジャーナリスト
政治•経済
2025/01/16
(※写真はライオンHPより引用)
地球は生命体である。「ガイア仮説」を持ち出すまでもなく、地球はわれわれ人類と同じように、命があるとともに、様々な活動をしている企業も同様であるが、「企業の寿命30年説」が、一時流行ったことがあったように、100年企業はそうは多くない。 人に限らず、伝統文化が血となり肉となるのは、最低3代、100年近くは要することを思えば、ライオン株式会社は典型的な100年企業の一つである。
100年企業とサスティナビリティ
ちなみに、100年企業の条件とは、いろんな要素があるとはいえ、ライオン創業者が実際に示したように、まずは従業員を家族として大事にする「ファミリー企業」であること。そもそも「明確な理想、企業理念」があって起業し、その目的にあった企業体であること。そして「創業者の思想と信念」が、常に経営に息づいていることである。それは流行りの言葉にすれば「サスティナブル経営」ということになるが、企業価値という面からは、単純に歴史が長くサスティナビリティ(持続可能性)があればいいわけではない。社会にとって有用で、必要とされ価値ある存在でなければ、存続する意味がないからだ。「憎まれっ子、世に憚る」というが、悪徳企業が大きな顔をし、あるいは公序良俗など無視して、巨利を独占する今日の〝勝てば官軍〟〝万事カネの世の中“であればなおさらである。(つづく)
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