2024/11/27
望まれるDNA鑑定の普及
ところで、世田谷一家殺人事件、あれもいまだに未解決です。この事件も柴又の女子大生殺害放火事件も、時間は経っても新しい技術で解決する可能性は十分にあります。
更にいえば、DNA照合をすれば解決する可能性もあります。
柴又の事件で犯人は家の中に入り込んで殺害し、最後に火をつけて逃げたわけです。犯人のDNAや指紋があれば、それとの照合で犯人発見の可能性が高まります。
今はDNAを取ると言っただけで騒ぎになります。しかし、これから新しい犯罪も起こってくるだろう。プライバシーの保護と治安の維持は両立できるかどうか一度じっくり考えてみる必要があろう。
警察の捜査に科学技術を使えば、浮いた警察官を他の部門で使うことができます。しかし、問題はこれに反対する人もいます。反対理由は人権。身体検査であれ何であれ当局に大きな権限を与えると人権を侵害するとして反対する人も少なくありません。
私は人権に注意しながら行えば人権に抵触することはないと思います。
街頭には今、防犯カメラが至る所にあります。犯罪捜査などに極めて役に立つという理由で一九九〇年代から爆発的に増えました。当初は大変な反対にあったものの欧米では、ロンドンもニューヨークでも防犯カメラで街はどこもいっぱいです。
防犯カメラも個人が取り付ける場合は反対の人も文句は言えません。だけれど公の金で公道に付けることにはものすごい反対がありました。その理由は、防犯カメラを全く別の目的に使うんじゃないかという意見でした。しかし、今は防犯カメラを街頭に付けるといっても反対はほとんどありません。犯罪抑止効果などが分かったからです。むしろ今では設置するので金を出してくれという声が強くなりました。最初の頃は、防犯カメラは新宿の歌舞伎町と池袋の繁華街だけに設置されました。歌舞伎町と池袋以外の設置は絶対認めないとされたのです。しかし、今は誰も何も言わなくなりました。
私は日弁連の会合で言ったことあるんです。日弁連は、人権、人権というけれども、例えば北朝鮮の拉致について意見を言ったという話はあまり聞かない。拉致について言わないけれども、死刑囚とかそういった人たちの人権問題については、人権、人権と言うわけです。
そして人権派の弁護士と言われる人は、刑を重くすることには強く反対します。しかしそうなると、被害者の人権はどうなるんでしょうか。一度立ち止まって考えてみたらどうでしょうか。
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