政治•経済 共産党「しんぶん赤旗」の購読者激減で「10億円の寄付」を叫ぶ
共産党「しんぶん赤旗」の購読者激減で「10億円の寄付」を叫ぶ
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2025/09/20

「共産党と組んだら負ける」。東北地方で唯一、選挙区で野党系が議席を落とした参院福島選挙区(定員1)では野党関係者からこんな声が聞こえる。

福島選挙区は自民党現職と立憲民主党新人、参政党新人の三つ巴の戦いだった。立民候補は連合福島が支援し、国民民主党と社民党が推薦した。共産が告示直前に候補者を降ろして事実上、野党共闘が成立して盤石の立憲優位の態勢ができたと誰もが思った。

だが、実際は反共勢力となっている連合福島は動きが鈍く、結果、自民32万7000票、立民30万9000票で2万票近い差がつき立憲は敗れた。立憲は、関ヶ原の戦いにおける小早川秀秋の如く“我動かず”の連合にしてやられた格好だ。

共同通信は8月上旬<共産党の組織弱体化が鮮明になっている>と報じた。7月の参院選で改選7議席から3議席に落とし、比例代表は過去最低の2議席に終わった結果を総括しての記事だ。

 共産の参院選の比例得票は、右肩下がりだ。1998年の819万票と比べると今回は3分の1まで激減した。

 支持者のバロメータであり、党の収入源でもある機関紙「しんぶん赤旗」の購読者は1980年の約355万人を境に24年時点で約85万人まで落ち込み、今年中に80万人(日刊紙と日曜版合計)を割るのではないかとの声も聞かれる

赤旗の購読料は、政党交付金を受け取っていない日本共産党にとって、党活動を支える重要な財政基盤となっている。そのため機関紙の購読者数の急減は、同党の今後の財政運営にとって死活問題と言える。

政治資金収支報告書によると、同党の赤旗の購読料を含む事業収入は8割近くを占める。近年、事業収入は減少の一途をたどっており、20年から23年の3年間で、約12%減少している。

 同党はこの苦境を打開するため、今年1月12日付朝刊で「日刊紙は、年間十数億円の赤字であり、日曜版の読者数も後退が続いています」と強調。諸経費の増大も重なり、「発行の危機がいよいよ切迫しています」と悲鳴にも近い内容を盛り込み、「10億円の寄付」を呼び掛けて結んだ。

日本以外のG7諸国では共産党は非合法団体に準じる扱いを受けている。日本は容共化していると指摘される所以だ。いよいよ共産党もグローバルスタンダードに準拠した団体に後退する?!

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