好評連載『俺の名前は三遊亭はらしょう』vol.42『偽アーティスト?』
連載•小説
2025/09/07
先日、あるイベントの途中に、ある有名なアーティストが登場した。といっても、最近で
は知名度が薄く高齢の現在の姿を見てもピンと来る人はほとんどいないだろう。有名なヒ
ット曲は、あれと、あれと、あれも。と、聞けば誰もが知っていて、曲だけでいうとビー
トルズクラスに有名かもしれない。ところが、である。登場するやいなや、アーティスト
はフニャフニャしながら唄いはじめた。フラフラだと高齢のせいだが、フニャフニャ。そ
の時、客の殆どがこう思ったに違いない「この人、自分の歌に飽きてる!?」まるで他人
の歌をカラオケで唄っているようだ。一気に不穏な空気に客席が包まれた中、更にこんな
疑念が抱いた「こいつ、そっくりさん!?」もう、この時点でこいつ呼ばわりされてしま
うほど偽物感が凄い。途中、売れたエピソードなども喋っていたが、ずっとフニャフニャ
しているため話も嘘に聞こえる。客はとうとう思ったはずだ「お前、本人に失礼だろ!」
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