2025/09/05
世界中の目が釘付けになった9月3日の「抗日戦勝記念80周年」軍事パレード。なにしろこの世情不
安定な中、習近平・プーチン・金正恩が一堂に会したのは正式に確認される限り初めてというのだから、
嫌が応にも注目が集まらないはずがない。そして主催者の中国・習近平は「新たな旅、新たな時代が来
た」と、その意義を強調するかのようにスピーチし、核弾頭搭載の新型ミサイルや「ロボット犬型」ドローンなども開陳した。
その一方、最も気合が入っていたのが、北朝鮮・金正恩ではなかったろうか。様々なところに符合をちりばめ、だいぶ奮ったご様子が伺えた。
「前日の2日に中国入りした金正恩ですが、北京駅を下りて乗ったベンツのバイバッハのナンバー・プレートは『7・271953』で、1953年7月27日は朝鮮戦争の休戦が決まった日。米国との戦争に屈しないということを強調しているわけです。また中国までは専用列車『太陽号』での列移動でしたが、これはおそらくは飛行機の専用機の『オオタカ1号』が80年代にロシアで製作された機種をモデルとした古いものであるため、恥を晒すと考えたからだと推測されています」(全国紙記者)
新型ミサイル、果ては後継者まで
その2日には『朝鮮中央日報』が、金が訪中前日の1日にはミサイル開発の研究所を訪問し、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発の進捗状況を把握、開発を公式化したと伝えた。これは既に米国全土を射程とする『火星砲19型』の次世代型の『20型』を開発することで、非核化の話は歯牙にもかけないというメーッセージが込められているという。
そしてさらに、金王朝の体制維持のメッセージまでが示された。
「これまで時折、イベント事に姿を表していた娘のジュエを同行させました。これだけの場に同行させたのですから、実質的な後継者デビューと言って良い。そしてこの重要な場で、金王朝を4代まで続ける『白頭血統4代』の世襲を全世界に公式化する狙いです」(同前)
軍事トラブルある所に顔を出し、自らの存在をアピールする。そんなならず者国家・北朝鮮の面目躍如といったところか。
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