社会•事件 元局長の告発に始まる知事下ろし 追跡・兵庫県知事選②
元局長の告発に始まる知事下ろし 追跡・兵庫県知事選②
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2024/11/11

パワハラによる元局長の自死がトリガー

 斎藤元彦前兵庫県知事に対する告発文の内容はすでに広く知られているが、その項目だけは改めてここに記しておこう。
①五百旗頭真先生ご逝去に至る経緯
②知事選挙に際しての違法行為
③選挙投票依頼行脚
④贈答品の山
⑤政治資金パーティ関係
⑥優勝パレードの陰で
⑦パワーハラスメント
 ①~⑦どれもが重要に見えるが、とりわけ⑦については、元局長の自死を誘発した直接的原因といわれている。要するに、局長は斎藤前知事より強いパワハラを受けていたため抗議の自死を遂げたと見られ、今ではそれがほぼ定着している。 確かにそれはもっともらしい。度合いの強いパワハラは受けた方の自死を誘発するに充分な原因になろう。その時点でこの告発は十分な説得力を備えた。そのほかの項目がことごとく事実と見なされる素地はできた。その証拠に、いくつかの項目は大々的に取り上げられ、斎藤前知事の印象造りに大いに役立った。世論は例外なく『あの知事はそんなことをしていたんだ』と思い、『あの知事はそんな人だったんだ、そうは見えないが、人は見かけによらないものだ』と得心した。そんな感想や井戸端会議の台詞が兵庫県に留まらず全国にあふれたのである。
 ところがここに来ていきなり飛び出した告発者である元局長の醜聞。この情報が飛び出したことから兵庫県内はもとより騒ぎは全国に飛び火しているのだ。まったく事態は混沌としてきている。
 投票日まで一週間を切った。

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