2025/07/17
米国の複数の大学が「凶悪犯罪の件数がピークに達する気温がある」と発表した。米国ミズーリ大学のクレイグ・アンダーソンは、約46年間の米国50都市の年間平均気温と犯罪率を調べた。
その結果、平均気温が高く、暑苦しさを感じることの多い都市ほど凶悪犯罪(強盗、殺人)もそれに比例して多くなる傾向があったという。
ただし財産犯罪(窃盗や泥棒など)は、あまり気温と関係がなかったそうだ。凶悪犯罪が起きる気温のピークはズバリ23度だ。米国フロリダ国際大学のエレン・コーンによっても同じ結果が確認されている。
ただし、23度よりも気温が高くなってくると今度は逆に犯罪が減っていくという。春から夏にかけて、また秋も犯罪が起こりやすい気温の日が増えたため、外出を控え、涼しい屋内で生活している方が無難ということだ。
太平洋赤道域の日付変更線付近から、南米沿岸にかけての海面水温が高くなり、その状態が1年続くのが「エルニーニョ現象」。逆に同じ海域で海面水温が平年よりも低くなる状態を「ラニーニャ現象」と呼ぶ。
両現象とも世界の異常気象を引き起こす原因とされているが、米国プリンストン大学のソロモン・ショーンは、エルニーニョ現象が引き起こす異常気象は、戦争や内戦とも関連していると主張している。
約55年間の気象データを基に、エルニーニョ現象とラニーニャ現象の発生と、政治的な混乱(内戦・内乱)の関係を調べた。
すると、政治的な混乱は、暑くなるエルニーニョ現象が発生している年には、ラニーニャ現象が起きた年に比べて2倍起きることがわかった。
現在の猛暑はほぼ35度をピークにしているので、逆に犯罪率が下がると言えるが、天気模様より気温23度をしっかり頭に入れて防犯に努めよう。
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