社会•事件 追跡スクープ! 検事総長の畝本直美氏は自民党の守護神なのか② 現役国会議員秘書 世良 直
追跡スクープ! 検事総長の畝本直美氏は自民党の守護神なのか② 現役国会議員秘書 世良 直
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2025/04/14

正義をとるのか、出世をとるのか、褒賞をとるのか

(写真 畝本直美検事総長 検察庁HPより)

 日刊ゲンダイでは畝本直美氏の夫である畝本毅氏についても触れられている。畝本毅氏は東京地方検察庁特捜部副部長や大阪地方検察庁特捜部長、大阪高等検察庁次席検事、大阪地方検察庁検事正等を経て高松高等検察庁検事長を歴任、現在は弁護士である。畝本毅氏が大阪地検次席検事の時に森友学園問題が発覚する。大阪地検特捜部が森友学園の籠池泰典元理事長と妻の諄子さん夫妻を逮捕・起訴したのも、佐川宣寿元国税庁長官をはじめ背任や公文書改ざんで刑事告発された財務官僚らを全員不起訴処分としたのも畝本毅氏が大阪地検次席検事であった時である。

 当時、大阪地検特捜部長であった山本真千子氏はNHK記者の「特捜部は1年3か月という長期間にわたる捜査で、大勢の関係者から事情聴取を行い、多数の証拠を集め、膨大な国費が費やされました。しかし全員不起訴では、集められた証拠は一切日の目を見ません。起訴すれば法廷で明らかにされるのです。それで国民が納得するでしょうか?通常、検察庁は、不起訴にした事件については説明しませんので、今回の会見は異例だとは言えますが、やはり問題の真相は明らかになっていません。国有地の値引きの根拠の説明もなかったこと、決裁文書の改ざんが300か所以上と膨大なこと、佐川氏が「交渉記録は廃棄した」とうその答弁をしていたことからして、国民から納得が得られるかは大いに疑問です。」という解説について問われても反論を一切していない。地検特捜部や財務官僚たちを起訴できるだけの証拠が用意できていた可能性はある。山本真千子氏は報道の取材に対して「真相解明をして判断した」と語っているが、不起訴にすることで膨大な捜査資料が隠蔽される。そのことは政府と与党自民党の思惑に沿ったか忖度した結果ではないのか。大阪地検特捜部山本真千子氏の記者会見に同席していたのが畝本直美氏の夫である大阪地検次席検事畝本毅氏であった。(つづく)

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