社会•事件 米国から掃き出される不法移民、だが中国人はなぜか残る
米国から掃き出される不法移民、だが中国人はなぜか残る
社会•事件

2025/04/03

えっ!不法移民の強制送還に中国人はいない!?どうして?

(写真 難民研究フォーラムより)

 米国土安全保障省は、トランプ米大統領が1月の就任から1カ月で3万7660人の不法移民を強制送還したと発表した。バイデン前政権の最終年の月平均である5万7000人を大きく下回るが、トランプ政権の高官や専門家は、トランプ大統領は不法移民の取り締まり強化に向けた新たな手段を講じつつあると語っていたが、実際3月22日までの強制送還のチャーター便は計175便に達した。グアテマラへ60便、ホンジュラスへ54便、メキシコへ31便、エルサルバドルへ25便、そしてインドへ5便だ。それでも不法移民はあと数百万もいる。とりあえず受けいれ先のない不法移民はグアンタナモ基地に収容されている。

 不思議なのは中国から押し寄せている不法移民が強制送還されていないことだ。ほかに送還されていない国に、ベネズエラとウクライナがあるが、ベネズエラは受け入りを拒否しているし、ウクライナは人道的立場から送還は難しく世論も支持しないから理由は明白だ。が、中国人の不法移民を過去に280人だけ強制送還したが、少ないのはなぜか。政治亡命を申請すれば審査が長引くという盲点を付いて、弁護士を立てて入国の合法化を図る知恵者が多いことが1つ。280人の送還後に中国が受けいれを拒絶していることも理由にある。インド人の強制送還の航空便は5便ほどで、米国内にはまだ50万人ほどの不法入国者がいるが、彼らは米国内では凶悪犯罪とは無縁なので、最終的にどうするかは不明であるらしい。

 

 

TIMES

社会•事件