社会•事件 事件発生から1年が経過する。当事者である警視庁はシカトを続ける。警察不信極まれり。告発スクープ連載第1回
事件発生から1年が経過する。当事者である警視庁はシカトを続ける。警察不信極まれり。告発スクープ連載第1回
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2025/02/27

 あれから1年。警視庁はいつまで頬かむりを続けるのか!

 昨年11月20日にアップした本サイト、『いきなりの大外刈り、わけも分からず警察官から暴力をふるわれた』、という記事は大きな反響を生んだ。被疑者でもなんでもないのにいきなり警察官より柔道の大技、大外刈りをかけられた悲運の男性のことを取り上げた記事である。その事件が起きてから11か月が経過した。大外刈りをかけられた男性はいまだにどうして自分が警察官からそのような致命的柔道の大技をかけられたのか理解できないでいる。この事件、どのようにとっても警視庁始まって以来の警察官による不祥事としか思えないのだが、発生以降、一切の変化もなく今に至っている。

 当該記事が未読の視聴者のために事件をおさらいしておこう。

 2024年3月30日23時ごろ、男性A氏(48)は、仕事の打ち合わせで女性B(37)と赤羽橋(東京タワー付近)あたりから一の橋交差点まで歩いて移動していた。二人とも少々のアルコールを摂取していたため、ちょっとしたことで口げんかのようなことになった。それで勢い余って女性の方はすぐそこに目の入った警視庁麻布警察署一の橋交番に飛び込んだ。ただし男性はその時まで女性の体には触れていない。あくまで口喧嘩なのだ。交番にいた警察官は女性の話を聞く。その際、男性はと言えばのっけから交番の外で待たされていた。3月の末といっても時間が時間だけに寒い。それでも待たされていた。いい加減寒さが堪えてきたところでようやく女性の話を聞き終わった警察官が外に出てきてこういった。

 『女性はあなたと行動したくないと言っている、ここで帰り給え』。

 切り口上でそのようなことを言われ、男性は驚いた。『それは何かの冗談なのか?それともそちらの私に対する命令なのか?』と問うた。警察官はそれには答えす、『つきまといはやめなさい』、ますます居丈高になってそういってきた。

 『私たちは仕事の打ち合わせを兼ねてここまで歩いてきた。なにがつきまといなのか。冗談じゃないよ。とにかく女性を連れて帰るからな。警察が出る幕ではない』。これはその通りなのだ。このシチュエーションで警察が二人に介入するなんてこととなったら、うかうか異性と町も歩けなくなる。男性は女性と仕事の続きをしようと交番の中に入って女性を連れて帰ろうとした。

 その時、である。男性の体が宙に浮いたかと思うと、もんどりうって硬いアスファルトのペーブメントにたたきつけられた!警察官が大外刈りを男性に対してかけたのである。まったく無防備だった男性はほんの少しだが意識が飛んだくらいだ。地面にたたきつけられたままで男性は警察官から抑え込まれたままとなった。体中が痛みで震えた。それでも警察官は抑え込みの力を緩めない。男性は意識が飛びそうになる。そりゃそうであろう。そうこうしているうちに警察官は仲間を呼んだのであろう。パトカーがやかましいサイレン音を鳴らして目の前に乗りつけてきた。

 抑え込まれたままの男性の耳に、『保護します』、という警察官の声が聞こえた。〝一体、何を保護するのか〟、意識が遠のきそうな不安定な心境の中、男性は麻布警察署までパトカーで連行された。ものの10分以内で男性は麻布警察署に連れていかれ、拘留房に叩き込まれる。

 男性はまさしく夢としか思えない。『夢ならばとっとと醒めてくれ』、不安定な思いのまま男性はいやも応もなく房に放り込まれようとしていた。(つづく)

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