政治•経済 第一生命、社名一新へ
第一生命、社名一新へ
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2025/02/14

第一生命HD、社名を「第一ライフグループ」に変更へ

 第一生命ホールディングス(HD)は、2026年4月にも社名を「第一ライフグループ」に変更する方針を固めた。生命保険にとどまらず、非保険分野や海外事業を拡大する戦略の一環であり、企業イメージの刷新を図る狙いがある。社名変更は取締役会で決議し、2024年6月の株主総会で承認を得たうえで実施される予定。なお、国内の子会社である第一生命保険の社名は維持する。

同社は2024年度から始まった中期経営計画で、生命保険以外の成長を目指している。5月には福利厚生代行のベネフィット・ワンを約2900億円で買収し、4月には米保険子会社を通じて団体保障を手掛ける米企業を買収するなど、海外展開も加速。2024年3月期のグループ修正利益に占める海外保険事業の割合は28%となり、3年間で7ポイント増加した。

人員改革と新たなビジネスモデルへ移行

 事業拡大に伴い、第一生命HDは人員や体制の改革を進めている。2024年1月には50歳以上かつ勤続15年以上の社員を対象に、約1000人規模の希望退職を募ったが、1800人以上が応募。退職者には基本給の最大48カ月分の支援金を支給し、再就職の支援も行う。これにより、2025年3月期には約300億円の特別損失を計上する見通しだ。

一方で、即戦力となる人材の採用も強化。2024年度の中途採用は前年度の約3倍となる220人規模となり、新卒採用数を初めて上回る見込みだ。さらに、「ジョブ型」賃金制度を導入し、社員のスキル向上を支援する環境を整える。希望退職の募集は業績悪化ではなく、社員の新たなキャリアを支援するための施策と位置付けられている。

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