社会•事件 陸上養殖魚のギョギョなネーミング
陸上養殖魚のギョギョなネーミング
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2025/02/11

JRが始めた陸上養殖

 「お嬢サバ」のキャッチコピーは「鳥取生まれの箱入り娘」だ。「JR西日本イノベーションズ(大阪市=以下:JR西日本)」は、こうしたユニークなネーミングで、回転ずしチェーン店やスーパー、ホテルなどに売り込んでいる。このほか陸上養殖で育てたものには「白雪ひらめ」「ぽちゃかわハギ」などがある。

同社の扱う魚介類の陸上養殖事業は、「プレミアムオーガニックフィッシュ(PROFISH)」と名付けられている。

「陸上養殖への理解は着実に深まっており、売り上げは右肩上がりで増加しています。お嬢サバはネーミングも奏功し、出荷数は18年の5000匹程度から現在は2万匹強に増えている。陸上養殖は魚の寄生虫リスクを減らしたり、環境負荷が小さかったりするため注目度が高まっており、事業者はこの5年で6割増と競争が激しい。各社これまで以上にブランドマネジメントや販路開拓が競争に勝ち残るカギになるでしょう」(回転寿司に詳しいライター)

「お嬢サバ」は石破総理のおひざ元鳥取県と協力し、同県岩美町の陸上施設でマサバを養殖している。

「実際に養殖を手掛けているのは、岩美町にある陸上養殖業者タシマボーリングだが、同社は文字通り井戸や温泉の掘削や地質調査などボーリングが本業。養殖で使う地下水をくみ上げる井戸の掘削を担当したことをきっかけにJR西日本から施設の管理と生産を引き継ぐことになったのです。

現在『お嬢サバ』と並行して妹の『べっぴんサバのさばみちゃん』の展開も始めています」(同)

初めて「クラウンサーモン」など9種類の淡水魚も出荷中だ。JRが魚類養殖とはギョギョだ。

 

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